乙字湯ってぶっちゃけ効くの課
乙字湯は本当に効くのか?乙字湯を調べてみた
目次
- 長年の悩み
- 痔ってどうしてなるの?
- そもそも漢方薬って何?
- 乙字湯について

つらい切れ痔、いぼ痔、脱肛の症状。
なんとかしたいですよね。
塗り薬や座薬も試したけどイマイチ効果が出ない。
放っておいて手術になるのは避けたい。
そんなときにたどり着いた漢方薬という選択肢。乙字湯をおすすめする話や記事はたくさんあるけれど、、乙字湯って何なの?漢方薬って効くの?
この記事では漢方薬や乙字湯について詳しく解説します。
長年の悩み

実は私もあなたと同じ。痔で長年悩んでいました。
2,3日の便秘は当たり前。お腹がぽっこりしてきたら溜まってきたのがわかります。
そんないつものように数日便秘が続いていたある日、ついに待ちに待った便意が
いざ!トイレへ!
でも早く出したいのに、出口に近い便は水分が無くカチカチで硬くなっちゃってることが多いんです。
うーん
この硬さは思いっきりいきむとヤバいやつかも
と、ゆっくり出すよう気をつけるのですが、、
拭いてみるとティッシュに血が、、
大体こんなのの繰り返しです。
そんなときに乙字湯のことを知りました。
今では乙字湯ユーザーの私ですが、購入前は効くのかわからず不安でした。
そこで漢方薬と乙字湯についていろいろ調べてみました。
痔ってどうしてなるの?
まずは痔の原因についておさらいしておきましょう。
痔ってどうしてなるのでしょうか?
原因1
デスクワークで長時間座りっぱなし
ずっと同じ姿勢だと、血の巡りが悪くなって肛門の周りがうっ血し痔になりやすくなります。

原因2
睡眠不足
睡眠不足になると、排便のサイクルを保つことが難しくなり、便が固くなったり下痢になったりします。それが原因で痔を誘発します。

原因3
排便時の強いいきみ
便秘などで排便時に強くいきむと、肛門周辺の血管に強い負荷がかかります。硬い便も肛門を傷つけてしまい切れ痔の原因に…。

原因4
辛い食べ物やアルコールの過剰摂取
唐辛子などの辛い食べ物は、排便時に肛門を刺激するので痔の症状を悪化させることがあります。また、アルコールは肛門周辺部をうっ血させるのでいぼ痔の原因とされています。

原因5
偏りがちな食習慣による下痢や便秘
快適な便通には、良い食生活が欠かせません。偏りがちな食習慣は下痢や便秘を誘発し、痔の原因になります。

まとめると姿勢や食生活の偏りによるうっ血や便秘、肛門周辺への強い負荷が原因のようですね。
これらを漢方ではどのように改善していくのでしょうか。見ていきましょう。
そもそも漢方薬って何?
Wikipediaによると「漢方薬とは、東洋医学の理論に基づいて処方される医薬品のこと。」だそうです。
西洋医学の薬が人工的に作られた物質なのに対して漢方薬は自然界に存在する植物や動物、鉱物から加工して作られる生薬を調合したものです。
西洋医学にないものとして東洋医学では「証(しょう)」という概念があります。
漢方における証(しょう)について
漢方医学の大事な考え方として「証(しょう)」があります。
証とは人それぞれの体質を示す指標です。

西洋医学が人間の臓器や組織に病気の原因を求めるのとは対照的に、東洋医学では体全体の調子を整えることで結果的に病気を治していくことを目指します。
例えば人の体は「気・血・水」によって成り立っているという考え方があります。

その中でも痔は血の流れが滞る状態、すなわち「瘀血(おけつ)」が肛門にある状態と考えます。
ダジャレではありませんよ笑

これら「気・血・水」を整え体の内側から改善することを目指すのが漢方薬の考え方です。
乙字湯について
乙字湯は6つの生薬を配合した漢方薬です。
血(けつ)の流れを改善しうっ血を取る。抗炎症作用で傷の治りを早めたり、排便時の痛みをやわらげる。腸の調子を整える効果により便の流れに働きかけます。
それぞれの生薬を見てみましょう。
トウキ (当帰)
基原:セリ科トウキの根
養血調経作用があり、冷え性、貧血の症状に用いられます。
お尻周辺の血行不良の解消が期待できます。また月経不順や月経痛も緩和します。
この生薬が含まれている漢方薬
当帰芍薬散、当帰湯など

サイコ (柴胡)
基原:セリ科ミシマサイコの根
解熱、鎮静、解毒の効能があります。
痔の幹部は炎症が起きている状態ですのでその炎症を抑える効果が期待できます。
他には内臓下垂や女性の胸脇痛、月経不順などにも有効です。
この生薬が含まれている漢方薬
小柴胡湯、加味逍遙散など

ショウマ (升麻)
基原:サラシナショウマの根茎
解熱、発汗、解毒作用があります。
また柴胡との組み合わせにより、升提(しょうてい、下垂している臓器を吊り上げる)作用を期待して内臓下垂,脱肛などの改善が期待できます。
この生薬が含まれている漢方薬
升麻葛根湯、立効散など

オウゴン (黄芩)
基原:コガネバナの周皮を除いた根
主としてみぞおちの辺りのつかえを治す作用があります。
痔に対しては肺腸の消炎、止痢、軽い通じ薬の効果を発揮します。
この生薬が含まれている漢方薬
黄連解毒湯、小柴胡湯など

基原:マメ科カンゾウの根を乾燥したもの
漢方薬で最も身近な生薬である甘草です。甘草は鎮痛、抗炎症作用を持っており、胃痛、鎮咳去痰、解毒、十二指腸潰瘍などに効果をあらわします。
痔に対しては抗炎症作用により患部の炎症を取り除きます。
この生薬が含まれている漢方薬
葛根湯、芍薬甘草湯など

ダイオウ (大黄)
基原:タデ科ダイオウの根茎
ダイオウは瀉下、抗菌、向精神、鎮痛、消炎腎不全改善作用があります。
瀉下作用により便の通りをよくする効果が期待できます。
この生薬が含まれている漢方薬
大黄甘草湯、大柴胡湯など

これら生薬を組み合わせて配合した漢方薬、それが乙字湯。
6つの生薬がもつ抗炎症作用により痔患部の炎症を抑え、トウキによりお尻周辺の血行改善を、サイコ、ショウマにより脱肛の改善を、オウゴン、ダイオウの働きにより便の通りを改善しストレスのない排便を助けます。
生薬って単体で飲むよりも組み合わせて飲んだほうが効果が強まったり補い合ったりするんですって。
なんだか効きそうな気がしてきました。

